忍者ナイン

忍者ナインホーム忍者ナインコラム > 4歳の遊びは何がおすすめ?発達に合わせた遊びと注意点を紹介

忍者ナインコラム

4歳の遊びは何がおすすめ?発達に合わせた遊びと注意点を紹介

公開日:2025.04.10

積み木で遊ぶ男の子

「4歳の子どもと何で遊べばいいのだろう?」
「子どもの発達に合わせた遊びがわからない」
「4歳の子どもにぴったりな遊びをなるべく多く知りたい」

子どもが4歳を迎えてから、このような悩みを持つようになった保護者の方もいるでしょう。

結論からいうと4歳の子どもには、かくれんぼやボードゲーム、ダンス、折り紙などの遊びをおすすめします。これらは4歳の子どもにとって重要な社交性・運動能力・手先の器用さを高められる遊びであるからです。

この記事では、4歳の子どもにおすすめしたい遊びの一覧や、遊ぶ際に注意すべきことについて解説します。今後のためになる遊びをわが子に経験させたいなら、この記事をぜひお読みください。

1. 遊びの前に知っておこう!4歳児の発達の特徴

4歳の子どもに適した具体的な遊びを説明する前に、4歳児の発達について把握しておきましょう。4歳の子どもは何ができるのか認識しておくことで、今回紹介する遊びがどうして4歳児に適しているのか理解しやすくなるはずです。

楽しげに絵本を見る2人の女の子

1-1. 自分のことは自分でできるようになる

4歳になると、食事、トイレ、歯磨きなどの行動や習慣が自分自身でできるようになります。以前に比べてより高い自立性が身につき、自分の力で生活することが可能になっていくでしょう。

こうして社会への適応性が向上した結果、周囲と適切なコミュニケーションをとるための社交性も高まります。そのため、この社交性の成長を促すような遊びを選びましょう。

1-2. より高度な動きができるようになる

4歳の子どもは、運動面や手先の器用さから見て、より難しい動きができるようになります。たとえば、以下が例に挙げられるでしょう。

  • 長時間の運動が可能になる
  • 遊具でより高度な遊びができるようになる
  • 繊細な動きができるようになる

運動能力や手先の動かし方を高められるような遊びを提案してあげると、今後の発達・発育に役立ちますよ。

2. 【目的別】4歳におすすめの遊び一覧

ここからは、4歳の子どもに適した9つの遊びを「社交性を身につける」「運動能力を高める」「手先を器用にする」といった3つの目的に合わせて紹介します。

原っぱを走る男の子
発達目的 遊び 室内or屋外
社交性を身につける かくれんぼ 室内・屋外
社交性を身につける ボードゲーム 室内
社交性を身につける けいどろ 屋外
運動能力を高める ダンス 室内
運動能力を高める トランポリン 室内
運動能力を高める なわとび 屋外
手先を器用にする 折り紙 室内
手先を器用にする お絵描き 室内
手先を器用にする 粘土遊び 室内

上記の表を参考にして、遊びを通して実現したい目的や実施場所をチェックしておきましょう。

3. 社交性が身につく4歳におすすめの遊び

まず紹介するのは、子どもたちの社交性をアップさせる遊びです。社交性を高めるには、一人で遊ぶよりも複数人で実施する遊びのほうがよいでしょう。

そのため、友達と協力し合う遊びや、ルールを理解しながらプレイする遊びをピックアップしました。今回は「かくれんぼ」「ボードゲーム」「けいどろ」について解説します。

なお、遊びのルールは地域によって内容が変わることもあるので、あくまで一例としてご覧ください。

森の中でかくれんぼをする子供たち

3-1. かくれんぼ

「かくれんぼ」は、複数人で楽しめる遊びの代表格といえます。基本の遊び方は以下のとおりです。

  1. じゃんけんなどで鬼を決める
  2. 鬼役が指定の時間(10秒、30秒など)を数える。その間に他の人は物陰などに隠れる
  3. 「もういいかい」「もういいよ」とやり取りすることで状況を確認し終わったら、鬼役は隠れている人たちを探しに行く
  4. 隠れている人を無事に発見できたら、鬼役は「〇〇くん・ちゃん、みっけ!」と言って、その人を他の場所に移動させる
  5. 全員の隠れ場所を見つけられたら、鬼役の勝ち

かくれんぼは大勢で遊べるため、協調性を身につけられます。また、「どこに隠れれば見つからないだろう?」と考えることで、思考力を高めるきっかけにもなるでしょう。

3-2. ボードゲーム

複数人で遊ぶタイプのボードゲームは、子どもの社会性構築に役立ちます。ゲームを通してルールや規則の概念を理解したり、友達と力を合わせることのおもしろさを知れたりするからです。

なお、ボードゲーム選びの際は、対象年齢に4歳が含まれているものを選ぶようにしましょう。そうすることで、「ルールが簡単すぎて興味を示さない」「内容が難しくてゲームを楽しめない」などの状況を防げるはずです。

3-3. けいどろ

鬼ごっこの一種であるけいどろは、警察と泥棒にチームを分けて遊びます。地域によっては、「どろけい」と呼ばれているかもしれません。

そんなけいどろのルールはいたって簡単です。下記を参考にしてみてくださいね。

  1. 警察チームが指定の時間を数えている間に、泥棒チームはなるべく遠くまで逃げる
  2. 時間を数え終わったら、警察は泥棒を捕まえる
  3. つかまった泥棒は事前に決めていた「ろうやエリア」で待つことになる。しかし、まだ警察につかまっていない泥棒にタッチしてもらえたら、またゲームに加われる
  4. 制限時間内に警察が泥棒を全員つかまえられたら警察の勝ち。できなければ泥棒の勝ち

こうして警察と泥棒に分かれることで、チームで協力しながら遊ぶ姿勢を学べるでしょう。特に泥棒チームは「仲間を助けること」が勝利につながるので、自分のことだけではなく相手のことを考えるきっかけにもなります。

4. 運動能力が高まる4歳におすすめの遊び

次に取り上げるのは、子どもの運動能力をさらにアップさせる遊びです。4歳児は以前に比べて激しい動きや繊細な動きができるようになるといわれています。そのため、体を大きく動かす遊びや体を細やかに動かす遊びがおすすめです。

今回は、「ダンス」「トランポリン」「なわとび」の3つについて説明します。子どものフィジカル面のスキルを高めたい人はぜひご覧ください。

芝生の上で縄跳びをする女の子

4-1. ダンス

ダンスは、楽しみながら運動能力をアップできる遊びの一つです。あらかじめ用意していた振付を覚えたあと、音楽に合わせてみんなで踊りましょう。

ダンスの振付を覚えるにあたって、子どもたちは今までしたことのないポーズや動きを経験することになります。なかにはバランス感覚が必要になる動きもあるので、運動能力アップにつながるでしょう。また、音楽に合わせてダンスすることで、リズム感や表現力を高めることも可能です。

大人側が曲を指定するだけでなく、子どもたちが踊りたい曲を選んでもらうのもよいですね。そうすることで、子どもたちの主体性も向上できるでしょう。

4-2. トランポリン

トランポリンは、「体幹を鍛える」「体力をつける」という面で運動能力アップに大きく貢献します。基本的にルールなどが存在しないので、トランポリンの上で自由に飛び跳ねるだけで楽しく体を動かせるでしょう。

なお、トランポリンを購入して自宅で遊ぶ場合は、以下のポイントに気をつけましょう。

  • 使用予定の耐荷重にあったものを選ぶ
  • 安定性が高いものを選ぶ
  • 子ども用のものを選ぶ

トランポリンの選び方を間違えると、事故につながるリスクがあります。安全性を重視して選ぶようにしてください。

5. 手先が器用になる4歳におすすめの遊び

最後に、手先が器用になる遊びについて説明します。4歳の子どもは細かな動きができるようになるので、指を使ってさまざまなものを作ることが可能です。「折り紙」「お絵描き」「粘土遊び」などの遊びを通して、手先をさらに細やかに動かせるようサポートしてあげましょう。

今回は前述した3つの遊びについて、具体的な遊び方やコツを解説します。

折り紙をする男の子と見守る母親

5-1. 折り紙

折り紙を使ってさまざまな形を作ると、「まっすぐ紙を折る」「綺麗な形になるよう整える」など細かな動作のトレーニングになります。1枚の紙から動物やお花などを作り上げることで、達成感を感じられるところもポイントです。

折り紙を通して指先の動きを発達させると、結果的に文房具や生活用品などもスムーズに扱えるようになるでしょう。目の前の作業に対する集中力もアップするので、子どもにとって多くのメリットがあります。

5-2. お絵描き

お絵描きをするとたくさん手を動かすことになるので、指先を自由に動かせるようになるでしょう。これは、鉛筆で文字を書くスキルにも今後結び付いていきます。

また、4歳頃になると、頭部から足が生えた「頭足人」の絵が描けるようになるといわれています。この時期に多くの絵を描くことで、お絵描きの楽しさやおもしろさも感じられるようになるはずです。

5-3. 粘土遊び

粘土を使っていろいろな立体造形物を作ると、手先の器用さをさらに高められます。また、粘土をこねたり好きな形に整えたりすることで、脳の発達が促進されるところも特筆すべき点です。粘土遊びは、子どもの総合的なスキルをアップできる遊びの一つだといってよいでしょう。

これに加えて、粘土独特の感触を経験することに大きな意味があります。今までに触ったことがないものの感触を覚えることで、知的好奇心の刺激にもつながるはずです。

ただし、粘土を口の中に入れないようにするなど、安全面に対して特に配慮しなければならないことは覚えておきましょう。

6. 4歳の遊びで注意すべきことは?

4歳児に適した遊びの具体例を紹介してきましたが、子供の成長をより促進させるために注意すべきことがあります。ここでは、「事前にルールを説明すること」「いろいろな遊びを取り入れること」といった2点を紹介します。

花畑で遊ぶ親子

6-1. 事前にルールを説明する

4歳の子どもと一緒に遊ぶ際は、事前にルールを丁寧に説明してあげることが必要です。ルールを理解して守らせることで社会性のアップにもつながるうえに、ケガの防止にも結び付いていくからです。

なお、まだ理解できる言葉が少ない子どもでも意味が分かるように、簡単な言葉や表現を使ってルールを説明しましょう。ゲームなどで遊ぶ場合は、最初に例として遊びの見本を見せてあげることもおすすめします。

6-2. いろいろな遊びを取り入れる

一つの遊びに特化するのではなく、なるべく多種多様な遊びを取り入れることも重要です。そうすることで、社交性、運動能力、手先の器用さなどさまざまなスキルを同時にアップできるからです。

効率よくスキルをアップするという観点から考えると、プロの講師が教えるスポーツ教室などに通わせることも有効なアイデアとなります。子どものスキルを伸ばすために効果的なプログラムが用意されているので、子どもの発達にプラスの作用が働くでしょう。

ただし、いずれにしても、「子ども自身がどんな遊びを求めているのか」を重視することが大切です。子ども本人の希望を聞き取り、その意向に沿った遊びを提案してあげましょう。

7. 4歳に合った遊びを選んで子どもにふさわしい毎日を

子供の発育・発達を伸ばすためには、年齢に適した遊びを選んであげることが大切です。4歳の子どもには、「かくれんぼ」「ダンス」「折り紙」などの遊びを経験してもらいましょう。そうすることで、子ども自身の可能性をさらに広げられるはずです。

もしより効果的な遊びを経験させたいなら、幼児・小学生向けのスポーツ教室「忍者ナイン」もおすすめします。「走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・蹴る・ 組む・バランス・リズム」といった9種類の基本的な動作を習得するために、さまざまなプログラムを体験することが可能です。こういった教室の利用も検討しながら、柔軟に遊びの内容を選んでみてください。

両手の拳をあげ、喜ぶ女の子

執筆者:子どもスポーツ教室 忍者ナイン編集部

やる気スイッチグループは、個別指導塾のスクールIE、幼児教育のチャイルド・アイズ、キッズスポーツ教室の忍者ナイン、子ども向け英会話のウィンビー、英語で預かる学童保育のキッズデュオ、コンピュータサイエンス教育のHALLOを全国で展開する総合教育グループです。

ページ上部へ戻る
やる気スイッチグループ
やる気スイッチグループ
やる気スイッチグループは、個別指導塾のスクールIE、幼児教育のチャイルド・アイズ、キッズスポーツ教室の忍者ナイン、子ども向け英会話のウィンビー、英語で預かる学童保育のキッズデュオ、コンピュータサイエンス教育のプログラミング教育 HALLOを全国で展開する総合教育グループです。